こんにちは、あのおとです。
私は学生時代に(周りに流されて)ドラムを担当をしていました。
なんだかんだ7年?ぐらいやり続けたのですが、社会人になりすっかり叩くことも環境もなくなっちゃいました。いまでは太ももを叩いてるだけです。
とはいえ、音楽自体は大好きなままだったので2023年からDTM活動を始めました。意気揚々とドラムトラックを打ち込んだところ、「ドラムの音を出す得体の知れないもの」が生まれ、こりゃ一筋縄ではいかないなと痛感しました。
前置きが長くなりましたが、実際のドラム経験からDTM初心者なりにやった方がいいと思ったことを解説しようかなと思います。
入門・初心者向けの内容になりますが良かったら参考にしてみてください。
打ち込みドラムを良い感じにするテクニックを2つ紹介!
では早速できるだけ簡単にドラムを良くしていくテクニックを解説しようと思います。
ドラムのトラックは3~5にわける(パラアウトする)
ぶっちゃけ、ドラムパーツを全部パラアウトして調整するのなんてめんどいです。DTM初心者には酷です。
正直、ドラムの打ち込みは3~5トラックあれば、ある程度のクオリティを担保できると思います。(「この曲のタムの音良いな~」とか書かれてるの見たことないし)
そこで、私が提案するのは以下の3パターン。
これは、リアルでライブをするときのドラムのマイク設置に基づいています。私がPA・ステージ設営しているときによくやっていた手抜き効率重視のパターンでもあります。
ちなみにライブ前にPAの方が最初に音作りするのも3点(スネア・バスドラム・ハイハット)です。なので、この3つが間違いなくドラムにおける重要パーツです。打ち込みでもこだわるならこの絶対3つです。
強弱(ベロシティ)の設定
バンドサウンドを作るうえではかなり重要と思います。電子ミュージックでバリバリ打ち込みドラムだよ!って場合はそんなに気にしなくていいかも?
ハイハットの強弱
4ビート・8ビートでハイハットやライドを叩くときは、アップダウン奏法という手法を用いて演奏していることが多いです。
この奏法を用いると、強/弱/強/弱/強/弱…と交互に強弱のアクセントが発生します。
なので、偶数のハイハットのベロシティを少し下げると良い感じになります。
【Before】
【After】
フィルインの強弱
フィルインとは、曲の節目で盛り上げたいときに使われるドラムフレーズのことを言います。
正直フレーズによってアクセントが違うのですが、参考までに1つだけ例を置いておきます。
【Before】
【After】
補足
人間というものは、まったく同じ力で叩き続けることはできないので、各ノートのベロシティを統一する必要はないです。強弱をつけるときはポチポチクリックで調整しちゃってください。
終わりに
いかがだったでしょうか。
ちなみに、記事の内容としては「絶対にこうするべき!」というわけではなく、「こういうやり方もありますよ」というものです。参考資料としてお納めください。
正直もっと色々できることはありますし自分自身も現在進行形で試行錯誤中ではありますが、とりあえず簡単にできることから盛り込んでいっちゃいましょう!
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